あねさんは委員長

    作 者:こなみ詔子
    全巻数:3巻
    出版社:新書館
    初版年:1993年3月
あねさんは委員長


 早見高校2年の相沢実(あいざわみのる)はクラス委員長を勤めるが、そんな彼女のことを皆「委員長」と呼ぶ。
 竜崎組の組長の息子、竜崎海二(りゅうざきかいじ)は実のクラスに転校し、実に一目惚れ。「委員長、オレの女になってくれ!」
 はたして委員長は組長の息子の女(あねさん)になってしまうのか?

・・・今回はうまくあらすじが書けなかったので、殆ど裏表紙の丸写しに近いです・・・


 ポップコメディというジャンルだそうである。
 基本的に少女漫画系の作者のようであるが、肩に力が入らず楽しめた。

 竜崎組組長は、超美形の奥様アイドル。組長夫人は男勝りな刑事。めちゃくちゃな設定だが、そこはそれポップコメディ。ヒロインである相沢実について敢えて細かく描かなかったのが生活臭を消し去り、また、竜崎家に比重を割いた展開が、男女をモチーフとしながらも爽やかさを演出している。

作成:01/07/15 加筆修正:02/05/05

当ページの画像は、こなみ詔子作、新書館館発行の「あねさんは委員長」下巻よりスキャンして使用しております。他に転載及び使用されることは堅くお断りします。