写真の自画像のほうは恐らく晩年に描かれたものだろう。竜馬と出会った頃は年齢的に漫画のような感じだったかもしれない。 画や書を能くし、京阪に遊び江戸で学んだ文化人。米国より帰ってきたジョン万次郎よりの伝聞を「漂巽紀略」(ひょうそんきりゃく)としてまとめることにより、西洋の文化を知ることになる。竜馬にとっては興味深いインパクトのあった人材であろう。